お茶の祖で静岡市葵区出身の聖一国師の功績を称え、今年度静岡市にて開催される「聖一国師まつり」を成功に導くために、聖一国師の生家にて汲んだ水を承天寺へと奉納し、追い山の際に勢水として水かけを行い、福岡市との地域間連携をより強固にし、お茶文化の発展のみならず地域振興の観点から今後の活用について調査を行う。
実ある地域間交流研究グループ視察報告
「博多祇園山笠」視察報告書
- 日 時
- 令和元年7月14日(日)〜15日(月)
- 視察先
- 福岡市博多 筥崎宮・櫛田神社・承天寺
- 視察議員
- 鈴木和彦 繁田和三 石上顕太朗 遠藤裕孝 望月俊明
山根田鶴子 早川清文 尾崎剛司 畑田響 宮城展代
尾崎行雄 平井正樹 島 直也 - 対応者
- 筥崎宮 安部宮司 ほか
目 的
内 容
7月14日(日)
筥崎宮 12:45〜13:45 視察
櫛田神社 14:10〜14:50 視察
承天寺 16:00〜17:15 視察
7月15日(月)
承天寺 04:30〜05:40 追い山水かけ視察
■778年の歴史がある祇園山笠と静岡市との繋がりを視察
地域が一丸となって開催をする博多祇園山笠は1241年を起源とする祭で、国指定重要無形民俗文化財にも指定されている。静岡市出身の聖一国師にも由来するこのお祭りに、聖一国師の生家の水を汲み、承天寺に奉納した後、勢水として祇園山笠にて水かけを行う取り組みは、今年で778年を迎える福岡市と静岡市との繋がりを見出したことは大変意義深い物である。
今年度静岡市にて開催される「聖一国師祭り」には、福岡市だけでなく、京都市との連携も図り、静岡市の新たな観光交流の取組みのひとつになる事は間違ありません。
櫛田神社安部宮司をはじめ、聖一国師生家米沢家米沢緑様、静岡商工会議所酒井公夫会頭、静岡市小長谷重之副市長など大変多くの方々が出席される事で、歴史や文化だけでなく、まちに人を呼び込み、より良い街づくりを目指す上でも大変重要だと感じました。
成果・市政への反映
聖一国師の功績を称え、静岡市と福岡市が継続して地域間交流を続けていく事が、今後、京都市、福岡市、静岡市の3都市で開催される「聖一国師まつり」を成功に導き、また行政・企業・市民が協力し静岡の魅力を市外県外にPRすることによって、より大きな発信力に繋がると感じました。今後も互いが連携を図りながら事業に取り組んでいく事で、より地域間交流が深まると考えます。 (文責 島)